スペイン電力大手イベルドーラ、1兆円超の追加投資で再生可能エネルギー事業を加速
イベルドーラの方針・投資
スペインの上場会社で2番目の規模を誇る電力イベルドーラは、2020年に100億ユーロを再生可能エネルギーに投資すると発表した。イベルドーラ社のCEOを19年間勤めているイグナシオ・ガラン氏は、「近年、我々は平均50-60億ユーロを投資してきた。今回はそれを上回る100億ユーロ規模の投資をすることで、再生可能エネルギーとその電力網発展を加速させたい。今までと大きな違いはない。ただ我々のクリーンエネルギーセクターは恵まれた時機にあると考えている。」とコメントした。
イベルドーラは、欧州、アメリカ大陸、他国でも活発に事業を展開している。例えばイギリスでも100%風力発電のスコティッシュパワー社等を通して活動している。イベルドーラは欧州最大規模となることを目指している。
イベルドーラのコメント
コロナ危機に際して、欧州委員会は7500億ユーロの「コロナ回復基金」を提案した。またEUは「グリーンディール政策」と「デジタライゼーション」に注力している。イベルドーラは「弊社はコロナ回復基金の受益者の1つである。我々のクリーンエネルギーセクターはEUの戦略方針に合致している。そしてコロナからの早期経済回復と雇用創出を果たすために弊社への投資は効果的である。」と、コメントしている。
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