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シーメンスは家庭用バッテリー事業は撤退との判断。

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家庭用ストレージの市場は急速に成長しており、シーメンスは1年半前に同市場へ参入した。しかし2020年10月に同市場から撤退するとシーメンスは発表した。

シーメンスインフラストラクチャCEOのCedrik Neikeは参入当時は、「中間貯蔵装置としてのバッテリーは、再生可能エネルギーの時代において長期的に重要な役割を果たすと私たちは信じてる」と語っていた。
しかしシーメンスは今回、「家庭用ストレージは依然としてエネルギーターンアラウンドの重要な役割を果たすということは変わっていない。しかし我々の厳格な成長基準を満たしてはいない。」とコメントした。

ドイツの家庭用電池市場は、日本に次いで世界2位と大きい。また2019年も市場は2桁成長していた。しかし市場自体の魅力度に対し、競争が激化したレッドオーシャンとなっている。本市場で長期的に戦っていたE3 / DC、Senec、Sonnen等の中規模企業に加え、LG化学、テスラ、CATL、BYDのようなグローバルプレーヤーも参入している状況である。

シーメンス等の新規参入者は、長期的に市場に自社を位置付けるために時間とリソースを必要とする。そのため、シーメンスは「成長基準を満たしてはいない」と、撤退を判断したと考える。



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