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欧州EVバッテリーの未来を担うBMZグループ。

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EVの機運が高まる一方で、欧州ではバッテリーを製造する企業が非常に少なく、アジア(中国・韓国・日本)に頼っている状況に、2017年よりEU全体の問題として大きな課題となっている。

欧州全体で域内バッテリーメーカーを育てようとしているが、実際、有望な欧州バッテリーメーカーは、TerraE(ドイツ/欧州1位)とNorthvolt(スウェーデン/欧州2位)の2社のみである。

そんな中、2018年にTerraEを、ドイツのBMZグループが買収した。これにより、BMZグループは欧州EVバッテリーの未来を担う存在となった。

尚、TerraE Holding GmbH(フランクフルトアムマイン)は2017年5月18日に設立され、BMZ Holding GmbHは株式資本の33.33%を75,000.00ユーロで取得した。2017年12月31日の時点で、BMZホールディングGmbHは2017年9月4日の株式譲渡を通じて25%の株式を保有していた。購入後(32千ユーロ)、BMZホールディングは2018年12月31日時点で株式の91.65%を保有している。

BMZグループ(カールシュタットアムマイン)は1994年に設立された、自動車、E-Mobility、蓄電池(ストレージ)等のバッテリーシステムを製造販売するドイツ企業である。2018年の売上規模は約4億ユーロであり、前年比+30%で成長している。欧州最大のバッテリーメーカである。

BMZグループは顧客の製品にあったバッテリーを共同開発するサービスを提供している。BMZの戦略は、特に自動車業界向けにEVバッテリーに注力することにある。自動車会社と密に連携し、バッテリーを共同で開発するプロジェクトを実施していた。これにより今後、EVバッテリーを量産・販売する準備が整いつつあり、BMZは長期的な収益源を確保したと捉えている。

欧州全体がアジアのバッテリーサプライヤーへの依存を減らすことを課題(「欧州企業による欧州の電池産業」)であることを、BMZは深く理解している。そのためBMZは、欧州がドイツでのセル生産の確立の議論、準備、および積極的な推進する取り組みに積極的に関与している。

BMZは、今後、注目したい欧州企業の一つである。



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