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日立、ABBの電力システム事業を買収

日立製作所は2018年12月、送配電などの電力システム事業を、世界最大手のスイスABBから買収すると正式発表した。買収額は約7000億円で、日立が手掛けるM&A(合併・買収)として過去最大となる。

ABBは産業用電機の世界最大手で、ファナック、安川電機、クーカと並んで世界4大産業用ロボットメーカーのひとつ。電力部門では制御システムといった送配電設備の製造や運営を世界で手掛けている。電力システム事業は電力会社などから発注を受けて変電所を建てたり、電線を敷設したりする。設備運営を受託し、停電を防ぐために電力網全体の需要と供給を調整する役割を担う
日立はABBの電力システム事業の買収で世界首位となり、電気を発電所から企業や家庭に届けるノウハウも獲得する。



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