コロナにより、ドイツ見本市はリアルからオンラインへ移行
世界では2539の見本市がキャンセルされ、そのうちの469が、ドイツの見本市であった。
コロナ危機を受けてドイツでは見本市中止が相次いでいたが、オンラインで見本市を開催する方向へ動いているようだ。
例えば、ドイツで毎年7月に開かれる製造業の国際的な見本市「ハノーバーメッセ」はオンラインでの開催を決めた。また家電見本市IFAは1日上限千人の招待客を招く形式でオンライン開催される。
またシーメンスは「All About Automation」見本市がキャンセルされたことを受け、テスト的に実施されたあるバーチャル見本市に参加した。シーメンスのセールスマンは、「リアルな見本市では見せることができない内部技術を、シーメンスのイントラネットに繋ぐことで客に見せることができるようになった。」と評価した。
ドイツ の戦略コンサルティング会社創始者のローランド・ベルガー氏は「コロナ危機により見本市がキャンセルされることにより、見本市のデジタル化へ向けた流れを後押しするだろう」と見解を示した。
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