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自動運転のビジネスをドイツで進めるIntel。

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インテルは自動運転車市場にサプライヤーとして参入

インテルは新市場へ参入することに積極的な会社である。自動運転に関する事業においても、インテルはビジネスチャンス感じとっており、数年前から投資を進めている。3年前にイスラエルのMobileyeを153億ドルで買収した。 同社は、リアルタイム画像処理システム(ドライバーなしで車を移動させるための技術)を提供している。さらにインテルは今春、イスラエルのモビリティアプリ会社である Moovitも買収した。同社は都市交通に関するリアルタイムの情報を提供する。たとえば、Moovitは公共交通機関を使用するユーザーのルートを計算する(これは運転サービスやe-スクーター関連サービスとも連携を可能にする)。アプリは3100都市で利用可能で、8億人のユーザーがいる。インテルのユングビルト氏(Johann Jungwirth/元VWマネージャー)は、Maas(モビリティ・アズ・ア・サービス)のビジネスモデルを推進する意欲を見せている。

インテルはミュンヘンの街中で走行開始

インテルは自動運転の走行テスト経験を有している。またこの度(2020年7月)、認証機関テュフズード(TüvSüd)から安全テストをクリアしたとインテルは承認を受けた。TÜVはIntelの自動運転車は広範な安全テストを実施したと述べている。これを受け、インテルはドイツの公道で本格的に自動運転車を走行させる段階まで歩を進めることを決めた。インテルはまずはミュンヘンの街中での走行から開始し、その後、すぐにドイツ全土へ展開させる方針である。「この承認により、将来の乗客、世界の自動車メーカー、国際輸送機関に自動運転への信頼をさらに高める機会が与えらた」とインテルのユングビルト氏はコメントした。

Intelの競合はNvidia

自動運転のサプライヤー市場も競争が激化している。たとえば、インテルは数年前からBMWと提携し、自動運転車を公道で走行させている。インテルを追うNvidiaは、2020年6月にDaimlerを将来的に供給すると発表した。今やNvidiaは、グラフィックスカードメーカーからIntelの最大の競争相手の1つとなるまでに成長している。
(参考)Daimler、AI分野のパートナーをBMWから米Nvidiaへ
メルセデスは2024年以降のすべてのモデルで機能する新しいソフトウェアアーキテクチャを、Nvidiaと共に開発したいと考えている。アプリストアの提供から、バッテリーの範囲、オートパイロットの機能まで、ボタンを押すだけで車のプロパティを変更できるようにしたい。「これは私たちの戦略の重要なポイントであり、私たちのビジネスモデルは変化させるものである」とダイムラーのケラニウスCEOはコメントしている。

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