欧州/日本の動向(短信)
欧州や日本を中心に集めたミニニュース(短い文字数の情報)。またミニニュースに対するコメントもあり。
(更新日:2020年12月24日)
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- EUと英国が合意。ハードエグジット回避!
(2020年12月24日)
→ 2021年1月1日に生じうる可能性のあった混乱が回避されたことは非常に大きい。
- 「飢餓」が迫るファーウェイ、頼みの資産売却も望み薄
(2020年7月21日)
→ 英米が対中国に本腰を入れた影響が早くもファーウェイに現れ始めた。(参考)イギリス政府は「対中国5G対策」で、英語圏5カ国での連携を要請。
- BBCは英中国大使にウイグル問題の証拠ビデオを見せつけて、国際問題に持ち込まれることを言及した。
(2020年7月21日)
→ ビデオでもオーストラリアのインテリジェリジェンス機関との情報連携を匂わせた。Five Eyes(西欧英語圏5ヶ国)は、対中国に向けて本気だ。(参考)イギリス政府は「対中国5G対策」で、英語圏5カ国での連携を要請。
- EU、コロナ復興基金案で合意
(2020年7月21日)
欧州連合(EU)の首脳会議は21日早朝)、7500億ユーロ(約92兆円)の復興基金案で合意して閉幕した。全体の規模を維持する一方、財政規律派に配慮して補助金と融資の比率を修正した。首脳による足かけ5日に及ぶ対面協議の末、何とかEUの結束を示した。復興基金はEUの2021~27年の中期予算案に組み込まれる。
→ 現地の報道を見ていたが、「オランダがイギリスの立場になった(財政規律国)」「EUの価値観に反するポーランドやハンガリーへ支援するのはいかがなものか?」など激論があり、よくまとめたなと思う。
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- 梶山経済産業大臣は、欧州委員会のブルトン委員(域内市場担当)と7月17日にTV会談を行なった。(2020年7月17日)
日本とEUが、サプライチェーン強靱化を含む幅広い分野で協力を強化することが重要であるとの認識で一致した。
→ 5月のコロナ特別レポートでも触れたように、コロナをきっかけに「企業のグローバルバリューチェーンの再考」のシナリオプランニングも重要であると考える。(参考)コロナ特別レポート
(参考)ドイツでもサプライチェーン見直しの動きがある。
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