オリックス、欧州再エネ企業を買収。 | ドイツ戦略コンサルティング

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オリックス、欧州再エネ企業を買収。

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日本政府・企業は、グリーン成長へ向けて動き出している。オリックスもこの流れの中で、グリーン成長へ向けて動いている企業のひとつである。

欧州の再エネ企業を買収

オリックスがスペインの再生可能エネルギー会社のエラワン・エナジーを買収することがBloombergによって報じられた。匿名を条件に、事情に詳しい関係者複数がBloombergへ明らかにしたとのことだ。

エラワンは、欧州を中心に北米、南米など14カ国で風力と太陽光発電所の建設・運営を手掛けている。オリックスは約1000億円規模を投資し、エラワンの発行済み株式の80%を取得する予定である。オリックスは国内で約1000メガワットの太陽光発電所を運営し、国内では最大規模の事業者である。また成長分野である環境事業への傾斜を強めており、9月にもインドの再エネ大手に約1000億円を出資(発行済み株式の2割強を取得)すると発表したばかりである。

今回のエラワン買収でオリックスは世界展開を加速させる。オリックスの再生可能エネルギー事業にとって、グローバルに展開する企業の子会社化は初めてであり、同社を海外戦略の要としたい意向だ。

(参考)ブルームバーグ報道記事 【追記】12月28日、オリックスがエラワン買収を正式に発表した。

グリーン成長を目指す日本

日本政府も「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を2020年12月25日に発表したばかりである。

(参考)日本政府、2050年のグリーン成長戦略を正式発表。

日本政府の計画において、特に重要視された再生可能は「洋上風力」の分野であった。しかし太陽光発電等のその他の再生可能エネルギーも、グリーンエネルギーであるため、政府が目指すグリーン成長戦略の範疇にある。

成長する再生可能エネルギー市場

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)が公表している2020年エネルギー見通しによると、風力や太陽光などの再生可能エネルギーは2050年に世界の発電の69%を占めるようになる。各国政府や投資家がESG(環境・社会・企業統治)への関心を強める中で関連産業は急成長している。

世界では再生可能エネルギーの中でも、今年は特に洋上風力が再注目された。この分野の世界大手企業は市場からの期待を受け、コロナ禍の中でも株価が急上昇を続けている。例えばデンマークのヴェスタス、スペインのシーメンスガメサ(親会社はドイツのシーメンスエナジー)、ドイツのEncavis等である。

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