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シーメンスとSAPがインダストリー4.0に向けて提携

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シーメンスとSAPという、ドイツ大手企業2社がインダストリー4.0の関連領域でアライアンスを組んだ。この提携により、ソフトウェアをリンクし、製品開発から事業運営までの一種の「デジタルスレッド(digitalen Faden)」を顧客に提供する考えである。尚、両社はのソフトウェアはそれぞれ、市場に広く浸透している。

例えば、SAPはサプライチェーン管理(SCM)のソフトウェアのマーケットリーダーであり、サービスおよび資産管理のソフトウェアも強力である。

同様に、シーメンスのSimatic自動化技術は、世界中のほぼすべての工場に導入されている。また製品に関するデータが設計から製造、廃棄まで管理されるTeamcenterプラットフォームを使用した製品ライフサイクル管理(PLM)の包括的なソリューションも備えている。

故に、この提携によるシナジー効果を、両者は見込んでいる。

また提携の時機に関しても、コロナ危機はデジタル化を加速させるため、良いタイミングであるとの両社は認識を示した。

シーメンスのデジダル産業部門長モジロク氏は「デジタル化により、危機に対する企業の回復力が高まった。たとえば、開発者は自宅で作業し、生産はシーメンスのアンバーグ工場などの高度に自動化された工場で、ほぼ100%稼働できたはずである。」ともコメントした。

SAP役員のソウレシグ氏も「高度なデジタル化に対応していた企業は、コロナ危機をうまく乗り越えていた。」とコメントした。



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