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オフバランス化、リースのメリットとは?

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オフバランス化とは?

オフバランス化は、財務指標を健全に保つことが可能となるオプションである。
通常、企業が資産を購入するために資金を借入れると、当該資産は貸借対照表に計上され、それに対応して負債が計上される。このことにより投資家が重視するROAやROICなどの財務指標の数値が低くなる。
しかしリース(オペレーティングリース)を利用する等、資産を購入(資産/負債計上)せずに分割払い(費用計上)することにより、このような財務指標の数値悪化を防ぐことができる。このような手段をオフバランス化と呼ぶ。米国上場企業の7割以上がオフバランス化を図っている。

注)フィナンシャルリースに効果はない

尚、オペレーティングリースは費用計上可能なためオフバランス化のメリットがあるが、フィナンシャルリースは資産負債計上(リース資産/リース債務)されるためオフバランス化の効果はない。

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