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ROICとは?計算方法は?

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ROICは、「Return on Invested Capital(投下資産利益率)」を指す用語である。多くの企業が経営指標に採用する数字であり、以下の式で算出する。

  • ROIC=NOPLAT÷投下資産

(参考)NOPLATとは?計算法方法は?

また投下資産(Invested Capital)は、以下式で算出する。

  • 投下資産 = 事業用資産(Operrating Asset) – 事業用負債(Operating Liability)
    または
  • 有利子負債 + 株主資本

インターネット上にあるROICの説明ではよく、「投下資産(Invested Capital」と「投下資本(Total Dunds Invested)」を誤って説明している場合が多いので注意が必要である。これは「投下資産」と「投下資本」で致命的な程の数字の違いはなく、かつ、投下資本の方が直感的に理解しやすいからだと考える。
投下資本(Total Dunds Invested)の算出式は以下式である。

  • 投下資産 + 非事業用資産
    または
  • 有利子負債及び負債同等物 + 株主資本及び株主資本同等物

実際、日本の大企業であってもROICの算出式に(投下資産ではなく)投下資本を採用している企業もある。

例えば、積水化学が2020年に発表した中長期戦略「VISION 2030」。

 

積水化学の発表資料を読む限り、ROICを経営指標としておいているものの、ROICの計算式は「投下資本」となっていることがわかる。

このように、実務においても、投資活動に置いてもROICの定義が企業によって異なることがあることに注意が必要である。

(参考)ROICの業界ごとの水準は?(2013-17’)

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