サプライチェーン(SCM)とは?制約理論(TOC)とは? | ドイツ戦略コンサルティング

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サプライチェーン(SCM)とは?制約理論(TOC)とは?

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サプライチェーンとは、製品の原材料調達から顧客へ販売するまでの一連のプロセス(物流プロセスの連鎖)を指す。

バリューチェーンは「付加価値の流れ」に着目してプロセスを考える(価値創造プロセスの連鎖)のに対し、サプライチェーンは「ものの流れ」に着目してプロセスを考える。

SCM(サプライチェーンマネージメント)とは、サプライチェーンを最適化するための管理業務を意味する。サプライチェーンマネージメントの考え方に関しては、世界的に大ヒットしたエリヤフ・ゴールドラット博士の著書『The Goal』(1984年発売)で説明されている。


The Goalでは工場内に焦点を絞り、サプライチェーンについて説明されているが、SCMの考え方のエッセンスは、この本に詰まっている。またゴールドラット博士は、「制約理論(TOC:Theory of Constraints)」を提唱した。

制約理論(TOC)とは、サプライチェーンを最適化するために、ボトルネック(全体の生産効率を下げる問題あるプロセス)を特定・改善する必要があるという考え方である。SCMで用いられる理論である。その理論を単純化すると下記になる。

  • サプライチェーンの業務プロセスを見える化する。
    (各プロセスを「制約のある業務」と「非制約の業務」に振り分ける。)
  • 完成品の生産量(スループット)を最大化することを阻害するボトルネックを特定する。
  • ボトルネックを解消するために、非制約で可能な仕事は非制約に回し、制約は制約にしかできない仕事に専念させることで、全体の生産効率を高める。

 

またSCM管理方法として、ERP(Enterprise Resource Planning(企業資源計画))システムを導入することが、デファクトスタンダートとなっている。独SAP社や米オラクル社が、当該ソフトウェアを提供している。

今では、それを発展させ、AIも活用しつつ調達〜生産の自動化へ向けた取り組みも進んでいる。(インダストリー4.0等)

 

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