垂直統合とは?水平統合とは? | ドイツ戦略コンサルティング

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垂直統合とは?水平統合とは?

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垂直統合とは、バリューチェーンの川上(川上統合)や川下(川下統合)へ向けて、事業領域を拡張する戦略を指す。例えば、製造業におけるバリューチェーンの川上とは必要部品製造や原材料調達等であり、川下とは販売機能やサービス等がある。バリューチェーン の川上/川下の会社に対して、M&Aを実施したりアライアンスを組むこと等が、垂直統合の典型的な手段である。

戦略家のマイケル・E・ポーターは、垂直統合のメリットは経済性(取引圧力なしに有利な原価での部品調達等)や新技術の獲得、(原材料・部品などの)需要/供給リスクの低減であると述べている。事例として、自動車業界ではバッテリー調達リスク低減のために、垂直統合が起きている。

(参考)自動車業界で進む、EVバッテリー領域への垂直統合。

またその反面、取引相手を自由に変えられない、撤退障壁が高くなるなどのデメリットもあるとポーターは指摘している。

 

水平統合とは、競合他社(同一の製品/サービスを販売する企業)へのM&Aやアライアンスにより、規模の経済性(大量生産/販売可能なためにコスト優位性)の獲得を狙う戦略を指す。事例として、自動車業界では、長らくアライアンスを組んでいる日産とルノー が挙げられる。ゴーン元CEOのもと、自動車生産のためのプラットフォームを両者が共有化する等の施策により、生産コストの低減がなされた。

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