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PEST分析とは?マクロ環境分析とは?

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PEST分析とは、自社ビジネスへ影響を与える外部環境(マクロ環境)を把握・分析するためのフレームワークである。PEST分析では自社ではコントロールできない、企業活動に影響を与える外部環境要因を4つの観点から分析する。4つの観点とは「Politics(政治的要因)、Economy(経済的要因)、Society(社会)、Technology(技術)」であり、その頭文字を取りPESTと名付けられた。

PEST分析は変化が激しく複雑化する状況において自社を取り巻く環境を整理するために便利なフレームワークである。例えば、事業の方向性に関する議論を深化させる前にの目線合わせ等で利用しても効果を発揮する。PEST分析を利用することで、メンバー全員で自社がおかれている状況に関する目線(認識)を合わせることにより、その後の議論のブレを防ぐことができる。

PESTは、マーケティングの権威である米国ノースウェスタン大学ケロッグビジネススクールのフィリップ・コトラー教授が提唱したフレームワークである。

ケロッグ大学はマーケティングに強いことで有名であり、「優れたマーケティング企業の予算配分」について研究したマークジェフリー教授も在籍する一流大学である。

 

具体的には、下記の4つの要因から、環境の変化や影響を把握・分析する。

  • 政治的要因(Politics)
    政府規制や貿易戦争など、市場のルールを変化させる要因。 法・税制改正、政権交代、裁判制度 etc… (例)米国を中心とした欧米諸国による中国ファーウェイ締め出し。2020年にはファーウェイ採用企業は、米国市場で販売することができなくなる。

 

  • 経済的要因(Economy)
    景気や経済成長などの、経済動向に関する要因。
    物価、GDP成長率、失業率、為替 etc…
    (例) SDGsやESG投資の機運が高まり、非財務指標が株価へ影響を与えるようになった。

 

  • 社会的要因(Society)
    人口動態やライフスタイル(消費者の価値観)など、需要構造に影響を与える要因。
    人口密度・構成、老齢人口・少子化、世論 etc…
    (例)シェアリングエコノミーの登場や、EVや脱プラスチック等の環境に配慮した製品を消費者は求めるようになった。

 

  • 技術的要因(Technology)
    ITやバイオ技術のイノベーションなど、競争に影響を与える技術の要因。
    インフラ(通信・電力・輸送)、イノベーション、特許 etc…
    (例)人工肉やEPS細胞の登場。AI技術や5Gにより競争環境が変化した。

 

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